ほとりのほとり

漫画家志望の日記です

消えた女の子

最近、自分の中での「女の子」が薄れていっている気がする。というか、ほぼ無い。

自分の中での「女の子」というのは、説明しずらいけど、所謂「女子っぽい気持ち」的な。

自分は男性だけど少なからずそういう部分があって。まあ、性別なんてどうでもいいと思う気持ちもあるけど、自分は男性として生きてきたから言葉としてのわかりやすさを優先して男、女という言葉を例に挙げているんだと思う。

 

自分の中の「女の子」がなぜ消えたように感じるかというと、一番は絵を描く際に女の子しか描かなくなったこと。本当に最近は女の子ばっかり描いてるし、新規にデザインし始める時も女の子ばっかり。

正直女の子描くのが楽しくてしょうがないし、男性への興味を失ってしまったんだと思う。

男性キャラを描く時も別に全然楽しくないわけじゃないんだけど、女の子よりは筆が乗らない。

これが、自分の中の女の子が消えた一番の例。前に男性キャラを描くのが楽しい時期は確実にあったし、男性同士の関係を考えるのもすきだった。

自分の中の女子が盛り上がっていたんだと思う。

しかし何故だ。なぜこうなってしまったんだ。

おそらくその原因は、自分の中にある「友情」に対する気持ちが薄れてしまったんだと思う。

思えば男性キャラの内面やキャラ同士の関係を構想する際、一番密接にあったのは「友情を尊く思う気持ち」だったと思う。

男性キャラを考える時は「友情」に関係させると自分は筆が乗るタイプだったんだと思う。

 

でも今の自分は「友情」というものに全く触れない生活を送っている。ずっと家にいるし。ずっと一人だし。

 

自分には光とも言える存在の友達がいるのだけれど、彼ともしばらく会話してない。思えば彼から友達がいることの尊さみたいなものを受け取っていたと思う。

彼は自分が思う男子の魅力みたいなのも凄い詰まってるし、(あくまで自分にとって)もしかしたら彼と会って話して光を浴びればまた自分の中の女の子が目を覚ますかもしれない。

 

こうやってちょっと冷静に状況を分析してみると、やっぱり人と関わらないと自分の本能が求めるままに思考回路が偏ってしまうなと、そのほうがいいこともあるかもしれないけど、人と関わって受け取れるものはやっぱり偉大だし。

 

まーボチボチ、かっこいい男性キャラが出まくる漫画とかみて自分の中の女の子を甦らせようと思いますわ。

 

また